ラグビーのワールドカップ(W杯)イングランド大会の日本代表は5日、1次リーグB組最終戦となる米国戦(11日)に向けて英国ウォリック近郊の宿舎で疲労回復や軽いウエートトレーニングに努めた。3日のサモア戦で日本初のW杯1大会2勝目を挙げたが、取材に応じたフッカーの堀江翔太(29)=パナソニック=は「既に米国戦に向けて進んでいる」と引き締まった表情で話した。
サモア戦後は2日連続でグラウンドでの練習を行わず、心身のリフレッシュに重きを置いている。散髪した堀江は「どれだけベストな準備をし、ベストな試合ができるかに集中している」と笑顔で話した。
一方、大会第13日の4日は、ロンドンなどで1次リーグ2試合が行われ、D組はアイルランドが16-9でイタリアを下し、3連勝で勝ち点14に伸ばして準々決勝進出を決めた。C組ではアルゼンチンがトンガを45-16で退け、2勝1敗で勝ち点を10に伸ばした。(共同/SANKEI EXPRESS)