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重いもの背負ってる人、応援したくなる 「孤狼の血」著者 柚月裕子さん (2/4ページ)

2015.10.8 13:30

作家の柚月裕子(ゆづき・ゆうこ)さん。2008年のデビュー以降、安定したペースで執筆を続ける。「やっとなりたいものになれた。手放したくないですね」=2015年9月2日(塩塚夢撮影)

作家の柚月裕子(ゆづき・ゆうこ)さん。2008年のデビュー以降、安定したペースで執筆を続ける。「やっとなりたいものになれた。手放したくないですね」=2015年9月2日(塩塚夢撮影)【拡大】

  • 「孤狼の血」(柚月裕子著/KADOKAWA、1836円、提供写真)

 強引な違法捜査を繰り返す大上は、まるで飢えた狼のようだ。「悪徳刑事といわれても、大上本人は『カタギ』を守るための必要悪だと思っている。今まで私は検察官や弁護士を描いてきましたが、彼らが表の正義なら、大上はいわば裏の正義。価値観は十人十色。違いであって、間違いではない。目指しているところは同じなんです」

 広島大出のエリート・日岡と、孤高のベテラン刑事・大上。王道のタッグだ。「古典的な組み合わせかもしれませんが、やはり右を描こうと思うと、左を描く必要がでてくる。それに、こういう同じ目的を持つ男同士のつながりって、好きなんです。うじうじしていなくて、潔い」

 最初は粗暴な印象を与える大上だが、読み進めるごとに男の悲哀をにじませ、思わず応援したくなる。「オヤジが大好きで(笑)。重いものを背負って苦しんでいる人って、『ガンバレ!』って、ついつい応援したくなっちゃうんです」

王道を堂々と

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