上位3チームにパラリンピックへの出場権が与えられる男子は、昨年の世界選手権を制した豪州が頭1つ抜けている。同9位の日本は事実上、同6位の韓国、同8位のイランと2枚の切符を争うことになりそうだ。
組み合わせ抽選会の結果、日本は韓国とともにプールAに入った。各組上位4チームが準々決勝に進むが、及川監督は「韓国に勝つことがカギになる。勝てば1位通過できるはず」と話す。プールBは豪州の1位通過が濃厚。日本も1位通過すれば、リオ行きがかかる準決勝で豪州との対戦を回避できる可能性が高まるからだ。
韓国とは前回のロンドン大会予選でも死闘を繰り広げ、1点差で日本がロンドン行きをつかみ取った。しかし、最後に戦った昨年10月のアジア・パラ競技大会では2連敗。及川監督も「ギリギリの戦いになる」と覚悟する。
もっとも、昨年の敗戦がチームに火を点けた。「何とかしなければいけないという感覚が、毎回の合宿の質を高めた」と指揮官。6月の英国遠征では親善大会とはいえ欧州の強豪と互角以上の戦いを見せるなど、結果も出てきた。
エースの香西も「去年の自分たちと比べて確実に強くなっている」と手応えを隠さない。ホームでいつも通りのプレーができれば、11大会連続出場は十分に射程圏だ。(SANKEI EXPRESS)