大分県由布市内を走るJR九州の豪華寝台列車「ななつ星in九州」=2013年10月(共同)【拡大】
鍵に位置付けるのが、ななつ星を筆頭に九州各地で走らせる11種の観光列車だ。ななつ星の売り上げは、関連グッズを含めて14年度で約5億7000万円。単体での売り上げには限りがあるが、外国人を含めて九州訪問の誘い水にし、新幹線など一般の列車利用を拡大するシナリオを描く。
鉄道会社の経営を直撃する人口減少も意識する。青柳社長は「鉄道が魅力的になると、沿線の居住人口増にもつながっていく」と期待している。(SANKEI EXPRESS)
■ななつ星in九州 九州内を周遊するJR九州のクルーズトレイン。佐賀、長崎を通る1泊2日と、ほか5県を巡る3泊4日のコースがあり、これまでに延べ約5100人が乗車した。7両編成14室は全てスイートで、定員30人。十四代酒井田柿右衛門(1934~2013年)の有田焼をあしらうなど内装は豪華絢爛(けんらん)。行程では、原則九州産の食材を生かした高級料理を味わえる。来年4~9月出発分の2人1室利用料金は、1泊2日コースで50万~78万円、3泊4日コースでは106万~170万円。