三井不動産レジデンシャルがボーリング調査の結果として「強固な地盤に一部のくいが届いていない施工不良」と横浜市に報告したのは9月15日。初めての住民説明会が開かれたのは10月9日で、指摘からほぼ1年が経過していた。
行政に背中を押されたかのような業者側の対応が目立ち、住民からは「時間がかかりすぎた」「早くマンションから出たい」といった声が上がっている。
15日になって販売会社である三井不動産レジデンシャルの社長が住民説明会に初めて出席。謝罪した上で4棟全棟の建て替えを前提に住民と協議する方針などを示した。
問われる企業体質
また、三井住友建設から基礎工事のくい打ち施工を下請けした日立ハイテクノロジーズは15日、2次下請けの旭化成建材とともに「真摯(しんし)に対応していく」とのコメントを発表。旭化成建材は15日、過去の3000棟のデータを調査する方針を示した上で、16日の住民説明会に初めて旭化成建材の社長が出席した。