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【横浜マンション傾斜】データ転用・加筆 ミス隠蔽目的か 現場管理者が改竄 (3/5ページ)

2015.10.18 07:30

住民説明会に出席し、記者に囲まれ質問に答える旭化成建材の前田富弘社長=2015年10月16日夜、神奈川県横浜市都筑区(川口良介撮影)

住民説明会に出席し、記者に囲まれ質問に答える旭化成建材の前田富弘社長=2015年10月16日夜、神奈川県横浜市都筑区(川口良介撮影)【拡大】

 目を通す上司は1人

 「くい打ち施工のデータをすべて精査するのは無理。正直言って、仕事が回らなくなる」。全国でマンション建設を手がけるゼネコンの男性社員は、施工主の本音を打ち明ける。

 問題のマンションでは、約3カ月間の工期で4棟に計473本のくいが打ち込まれた。施工主の三井住友建設の関係者は「多数のデータの中に“偽物”を紛れ込ませて提出されれば見破るのは難しく、性善説に頼るしかない」とこぼす。

 今回のケースでは、現場でデータを確認して保管する責任者が改竄を行ったとみられるだけに、事態は深刻だ。旭化成建材によると、男性管理者はデータをまとめて施工主の三井住友建設に提出するのが仕事だったが、社内では目を通す立場の上司は1人だけだったという。

提出の法的義務なし

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