私は普段、チャイルド・スポンサーの皆さまからの支援が地域にどんな変化を生み出しているか、ホームページなどで情報発信する業務に携わっている。分かりやすく伝えたいと思いつつ、どうしても伝えきれない部分があるとも感じている。今回、同行の機会を得たインドツアーをなんとしても催行したかったのは、支援による地域の変化と“熱い感謝”を肌で感じるような体験を、皆さまに味わっていただきたかったからだ。
「かけがえのない体験」をともにした参加者同士が、帰国後もつながり続けることができるのも、ツアーの醍醐味(だいごみ)だ。全国に散らばる年齢も性別もバラバラな「チームインド」の同窓会がSNS上で呼びかけられ(これを機にSNSのアカウント作成に初挑戦した方も2人)、早速9月末に開催の運びとなった。インド熱は、まだまだ冷めそうにない。(文:ワールド・ビジョン・ジャパン 與十田喜絵(よそだ・よしえ)/撮影:ワールド・ビジョン・ジャパン/SANKEI EXPRESS)