横浜市都筑区(つづきく)のマンションでデータの偽装を行った問題で、会見の冒頭で頭を下げる(左から)旭化成の平居正仁(まさひと)副社長、浅野敏雄社長、旭化成建材の前田富弘社長、前嶋匡商品開発部長=2015年10月20日午後、東京都千代田区(鴨川一也撮影)【拡大】
≪旭化成社長謝罪 住民に不信と怒り≫
「居住者の皆さま、大変申し訳ありません」。傾いた横浜市のマンションのくい打ちを担当した旭化成建材の親会社、旭化成の浅野敏雄社長は20日の記者会見の冒頭で謝罪した。「深く深く反省している」と言葉に詰まり、目頭を押さえる場面も。「重大性が分かっていない」と怒りの声を上げる住民の安全な暮らしは、いつ戻るのか。
繰り返す「調査中」
東京都内で午後4時から約2時間にわたり開かれた会見の冒頭、ダークスーツ姿の浅野社長はカメラのフラッシュを浴びながら、旭化成建材の前田富弘社長ら幹部計4人とともに深く頭を下げた。
経緯説明では「データの加筆、転用、改編が判明しました」と苦渋の表情を浮かべ「居住者の安全を最優先に考える」と繰り返し強調。時折、手元の書類に目を落としながら力なく話した。