横浜市都筑区(つづきく)のマンションでデータの偽装を行った問題で、会見の冒頭で頭を下げる(左から)旭化成の平居正仁(まさひと)副社長、浅野敏雄社長、旭化成建材の前田富弘社長、前嶋匡商品開発部長=2015年10月20日午後、東京都千代田区(鴨川一也撮影)【拡大】
「会見が遅すぎる」
この日の会見に対して、住民からは「個人の不正にして会社が責任を逃れることは許されない。記者会見が遅すぎる」などと、怒りを口にした。修繕か建て替えかをめぐって困惑する人もいて、住民の不安は解消されないままだ。
傾いた棟とは別の棟に住む会社員の男性(45)は「旭化成は住民説明会に出てくるのも遅かった。重大性が分かっていないのではないか」とあきれたような表情を見せた。同じく別の棟に住むパート女性(40)は「調べるのは当たり前。補償でも修繕でも、明確な選択肢を示してほしい。ただただ困惑している」と話した。事業主が三井不動産レジデンシャルという“三井ブランド”があり、大型商業施設が隣接する立地も良かったことから、満足して部屋を購入したという。
介護士の男性(43)は「自社で調べても対策本部を立ち上げても、きちんと調査するのか、また隠蔽(いんぺい)するのではないかと不信感があるが、立ち上げをスタートラインにして誠実に対応してほしい」とわずかな期待をにじませた。(SANKEI EXPRESS)