2004年9月25日、中国で初めて開催されたF1レースの予選走行に詰め掛けたファン。あれから11年、中国の企業グループによるF1運営会社の買収計画参画が報じられた=上海インターナショナル・サーキット(ロイター)【拡大】
ロス氏は当初、フランスの名門サッカークラブ、パリ・サンジェルマンを所有する中東カタールのカタール・スポーツ・インベストメンツ(QSI)の支援を受けて計画を進めていたとされるが、現在、QSIは計画から除外されかけていると報じられている。
2010年に設立されたCMCは、13年には、国際市場を視野に入れた中国語の映画を製作をするため、タイム・ワーナーと戦略的投資パートナーシップを提携するなど、急速に世界展開を図っており、F1の米国と中国への拡大を視野に入れるロス氏の思惑と合致したとみられる。
GP開催12年の実績自負
中国では04年から、観客収容数20万人を誇る上海市の上海インターナショナル・サーキットで、F1中国グランプリ(GP)が開催されている。当初は、入場者数不足による赤字を重ね、開催中止の噂も流れていた。近年は安定して観客を集め、13年の入場者率は9割を超えたとされている。