モントリオール映画祭での仏語のスピーチに「今までで一番緊張した」と話す瀬戸康史(こうじ)さん=2015年10月8日、東京都新宿区(寺河内美奈撮影)【拡大】
9月には主演映画「合葬」がモントリオール映画祭に出品され、現地の上映会で仏語で挨拶した。仏語は全く話せないが、自分で書いた原稿の翻訳を依頼、原文の音を吹き込んでもらい、何度も聞いて覚えた「耳コピ」で喝采を浴びた。「外国人が日本で少しでも日本語を話してくれたらうれしい。だから挑戦したけれど難しくて。今までで一番緊張した」と笑う。
俳優は「天職」と話す。自分自身とはかけ離れた役柄のようでも、自分の奥底にある感覚を再発見できる面白さがあるという。一方で自作の物語とイラストをイベントで披露したり、短編ドラマを監督した経験もある。「数人のサラリーマンによる裏切りがテーマのドラマ。難しかったけれど面白かった。表現者として、やれることをいろいろ探していきたい」(文:藤沢志穂子/撮影:寺河内美奈/SANKEI EXPRESS)
【ガイド】
11月1日まで東京・サンシャイン劇場。問い合わせはワタナベエンターテインメント(電)03・5410・1885。大阪公演あり。