米スターウッドホテル&リゾートワールドワイドが運営するウェスティンニューヨークホテル=2012年2月1日、米ニューヨーク(AP)【拡大】
異常な投資熱
ハイアットが買収すれば、米企業同士の合併とあって業界の勢力図が変わるだけだが、中国勢が買収すれば、2013年に中国食肉大手の双匯(そうかい)国際による米豚肉生産大手スミスフィールド・フーズを71億ドル(限レートで約8570億円)の買収した案件を抜き、中国資本による過去最大の米企業買収となる。
しかし、ロイター通信は、中東の投資家らも興味を示しているといい、先行きは流動的だ。
とはいえ、最近の中国企業の米への投資熱は異常ともいえる。米大手会計事務所デロイトによると、2005年1月~14年3月に中国の投資家が米国で購入した商業用不動産の総額は85億ドル(約1兆円)だったが、CNNマネーによると、中国企業は今年、既に米国に約150億ドル(約1兆8000億円)もの記録的な巨額投資を行ったという。