史上初の連覇を果たしたニュージーランドのフィフティーンに囲まれ優勝カップを掲げるニュージーランドの主将、リッチー・マコウ(左)とダニエル・カーター=2015年10月31日、英国・首都ロンドン郊外のトゥイッケナム競技場(AP)【拡大】
ラグビーの第8回ワールドカップ(W杯)イングランド大会の決勝が10月31日、ロンドン郊外のトゥイッケナム競技場で行われ、世界ランキング1位のニュージーランドが2位のオーストラリアに34-17で快勝し、史上初の2連覇を達成した。1987年の第1回大会と合わせて3度目の優勝は歴代最多となった。次回大会は2019年に日本で初開催される。
発祥の地で響く「ハカ」
きらびやかなライトに照らされ、ニュージーランドのフランカー、マコウ主将とSOカーターの2人のスターが優勝杯「ウェブ・エリス・カップ」を一緒に掲げた。王国が史上初の2連覇の偉業を達成。カーターは「夢がかなった」と誇らしげに言った。
前半は敵陣でプレーを続け、SOカーターが反則をPGにつなげていく。39分には早いパス回しで相手防御を振り回し、新鋭WTBミルナースカッダーのトライ(ゴール)で16-3と大量リード。逆に後半はシンビン(一時退場)で1人少ない間に4点差まで迫られたが、30分にカーターが意表を突く約40メートルのDGを決めて流れを引き戻す。5分後にも50メートル近いPGで粘るオーストラリアを突き放した。