史上初の連覇を果たしたニュージーランドのフィフティーンに囲まれ優勝カップを掲げるニュージーランドの主将、リッチー・マコウ(左)とダニエル・カーター=2015年10月31日、英国・首都ロンドン郊外のトゥイッケナム競技場(AP)【拡大】
選手個々の力とともに、豊富な経験と連係の良さが強さの源泉だ。
カーター、マコウ、そして後半にトライを奪ったCTBノヌーのキャップ数はいずれも100以上。4年前から骨格を変えずに築き上げたチームにハンセン監督は「全員の意思疎通があり、最終的にそれが他との違いとなった」と胸を張った。
いつの時代も「最強」と呼ばれながら、前回大会で2度目のW杯優勝を遂げるまでに24年がかかった。あれから4年。自国以外のW杯で初めて頂点を極め、競技発祥の地イングランドが誇る「トゥイッケナム競技場」に、戦いを終えたオールブラックスによる勝利の「ハカ」の雄たけびが響き渡った。
マコウ主将の進退に注目
自身の世界最多を更新する148試合目のテストマッチ(国別のフル代表同士の試合)出場で、マコウは新たな勲章を手にした。主将としてW杯を2度制覇した初の選手となり「重い肩の荷が下りた感じ。勝つチャンスがあると思っていて、ものにできた」と表情を緩めた。