例えば、アルバムタイトルになった「ダーク・スカイ・アイランド」という曲は、英国王室属領であるチャンネル諸島にあるサーク島にインスパイアされて生まれたそうだ。人口わずか600人ほどで、完璧な夜空を見られるようにするため、なるべく光で島を“汚染”しないようにと指定された、史上初の“光害フリー島”(Dark Sky Island)だ。エンヤの美声をふんだんに生かした、まるで星降る夜空の下で歌声を浴びているような楽曲になっている。
多彩な言語で表現
エンヤが「作詞家のローマ・ライアンが、私が歌いやすい言語を音の響きに合わせて創作してくれたもの」と話すように、独自の言語・ロクシャンがあり、その言語で歌われた2曲も収録。過去のアルバムに収録されていたロクシャン語の歌と関連を持ち、ケルト神話やロマンチックなものにひかれるエンヤならではのファンタジーな世界を音楽から旅することができるナンバーになった。