31分の持ち時間にさまざまな表情を詰め込みながらもダンスの神髄を見せた「s**t_kingz」(シットキングズ)のステージ。米カリフォルニアのダンスコンテスト「BODY_ROCK」で2年連続優勝を果たし、世界各国でワークショップを行うなど世界をフィールドに活躍するダンスカンパニーだ=2015年10月30日、東京・三軒茶屋の世田谷パブリックシアター(田中幸美撮影)【拡大】
MIKEY(マイキー)こと牧宗孝(むねたか)さん(32)率いるダンスカンパニー「東京ゲゲゲイ」が、タイの地元ダンスグループ「The ZOO Thailand」と共演したほか、タイ最大のスラム、バンコク・クロントイ地区の子供たちとのコラボレーションを実現。牧さんとゲゲゲイのメンバーは、クロントイ地区の図書館に数日間通って子供たちにダンスを指導し、本番では子供たちは見事に踊り切った。
プロデューサーの中西さんは「ただ見せるというのではなく、一歩踏み込んだコラボレーションをやりたい。MIKEYさんの試みは一つの形」と話す。牧さんも「また子供たちとコラボしたいですね。今回ゲゲゲイとしては初めて海外でショーをしましたが、とにかくすごく受けて盛り上がった。アジアだけでなくもっといろんな国でやりたい」と意欲を示した。
同じくバンコクで公演を行ったダンスカンパニー「梅棒(うめぼう)」の演出と振り付けを担当する伊藤今人(いまじん)さん(32)も「海外でやって受け入れてもらえたことが確かな自信になった」と話す。そして「僕は国内志向ですが、メンバーの中には海外でやりたいというメンバーもいます。海外で実績を積んでそれを糧にできたらいい」と前向きだ。