国際陸連の暫定的な資格停止処分を受け、取材に応じるロシア陸連のミハイル・ブトフ事務局長=2015年11月14日、ロシア・首都モスクワ(AP)【拡大】
国際陸連は13日、ロシアの組織的なドーピング問題で臨時理事会を開き、ロシア陸連に暫定的な資格停止処分を科した、と発表した。薬物違反による各国・地域連盟の資格停止は初めて。即時有効となり、ロシアの陸上選手は国際大会出場を禁じられ、反ドーピング態勢などで改善がなければ、来年のリオデジャネイロ五輪に出場できない可能性が出てきた。
国際陸連のセバスチャン・コー会長は理事会後、記者団に「要求する変化が起きてはじめて、ロシアは国際舞台に戻れる」と述べ、五輪出場については「すべてはロシア側の対応次第だ」と強調した。
圧倒的多数で決定
臨時理事会は22対1の圧倒的多数でロシアの暫定資格停止処分を決定した。ロシア側が違反選手リストを提出し、新たな検査態勢を講じるまで処分は解除されない。資格回復には反ドーピングの専門家をトップとする調査チームの検査を受け、改善されたことを示す必要がある。