男子500メートルを世界新記録で制し、表彰台で喜ぶパベル・クリズニコフ=2015年11月20日、米ユタ州ソルトレークシティー(AP)【拡大】
17歳だった3年前、北海道帯広市での世界ジュニア選手権で1000メートルを制したが、興奮剤に陽性反応を示した。風邪の治療のためと主張したものの、2年の出場停止処分でソチ五輪には出られず、昨季のW杯開幕戦、帯広大会で復帰した。
「私は潔白」と訴えるが、視線は厳しい。日本の関係者によると、このところロシアのチームドクターが選手の鼻にスプレーを噴射する姿が目立つという。成分は不明だが、他国から白い目を向けられているそうで「あんなことをやっているのはロシアだけ」と語る。微妙な空気も漂う中、主役は指定席となっている表彰台の中央で腕を突き上げた。(共同/SANKEI EXPRESS)