7人制ラグビーで男子に続いて、女子の日本代表「サクラセブンズ」もリオデジャネイロ五輪の出場を決めた。エディー・ジョーンズ氏が率いた15人制の男子代表のワールドカップ(W杯)奮戦から続くラグビーの興奮は終わらない。
なかでも注目を集めたのが、快速ウイング、山口真理恵(26)の存在だ。
かれんな容姿からビジュアルクイーンとも呼ばれるが、50メートル6秒台の俊足を飛ばしての快走と変幻自在のステップで敵の守備陣をかき回す。先のW杯でいえば、サモアのエース、ナナイ・ウィリアムズ(今季からリコー)のプレーが似ているだろうか。
逃げ足ばかりではない。リオ行きを決めたカザフスタン戦では、ステップを切っての独走から内に切り込み、3人のタックラーとクラッシュしながらボールを生かして、外を回った主将、中村知春(27)の先制トライに結びつけた。
小学生で初心者向けのタグラグビーと出合い、中学では陸上部で走力を磨きながら地元のラグビークラブに入った。高校時代は神奈川の名門、桐蔭学園に出向いて男子部員とともに練習してスキルを向上させた。高校卒業後はオーストラリアへ2年間のラグビー留学。現在は、チームでただ一人のプロ契約選手でもある。