主将の中村は小学生から大学まで、バスケットの選手だった。社会人になっても何か別のスポーツを、と探し、近所にクラブチームがあったことからラグビーに転向した。電通入社後はラグビー熱が本格化し、2011年秋に日本代表入り。12年夏からチームの主将を任された。今年3月には電通を休職し、ラグビーに全精力を注いでいる。
竹内亜弥(29)は京都大学出身で新潮社勤務。趣味のつもりで始めたラグビーだが、密集から密集へと駆け続ける献身的なプレーが首脳陣の目に留まり、こちらも「リオ五輪まで」の条件付きで休職中だ。
フォワードリーダーの冨田真紀子(24)はフジテレビ勤務。170センチの長身でラインアウトの核ともなる。「テレビ局に勤める者として、もっと女子ラグビーを世の中に広めていきたい」と、広報役も自認している。
チーム最年長の兼松由香(33)は8歳の一人娘がいるママさん選手だ。何度もけがに悩まされながら現役を続行し、ハードなプレーぶりでチームを牽引(けんいん)する。リオ五輪出場を決めた際には、一人娘の明日香ちゃんが手作りの優勝カップを母に贈り、ママを泣かせた。