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入国禁止発言 「正気の沙汰か」「迫害呼ぶ」 トランプ氏にイスラム教徒反発 (1/3ページ)

2015.12.10 07:30

イスラム教徒の米国入国を禁止すべきとの発言で波紋を広げるドナルド・トランプ氏=2015年12月7日、米サウスカロライナ州チャールストン(AP)

イスラム教徒の米国入国を禁止すべきとの発言で波紋を広げるドナルド・トランプ氏=2015年12月7日、米サウスカロライナ州チャールストン(AP)【拡大】

  • 米ニューヨーク

 米大統領選の共和党指名争いで先頭を走る不動産王のドナルド・トランプ氏(69)が7日、米カリフォルニア州サンバーナディーノでの銃乱射事件を受けて、イスラム教徒の米国への入国を全面禁止にすべきだと発言した。これに対し政府要人や民主党から批判が出たほか、身内である共和党のライアン下院議長も反対の意思を表明した。批判は米国中から噴出しているが、なかでもイスラム教徒は「本格的な迫害の動きにつながりかねない」と強く反発している。

 タワーのお膝元で

 「トランプ氏の知的レベルがそのまま(発言に)表れた。州知事や上院議員の候補ならともかく、一国のトップを目指す人物の言葉ではない。支持者がそれを笑って称賛するとは、正気の沙汰なのか」

 トランプ氏が所有するビル「トランプタワー」のあるニューヨーク市マンハッタン島の東に位置するクイーンズ区。数十万人のイスラム教徒が住む。モスク(イスラム教礼拝所)「アッダワ」近くで、パキスタンから24年前に移住したタクシー運転手、ラフィ・カーン氏(52)は語気を荒らげた。娘と息子は米国で生まれた薬剤師といい、「米社会に立派な貢献をしている」と強調する。

「イスラム教徒を排除するという過激な発言をする者は米国にいてほしくない」

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