東北や北陸地方では、魚を刺し身や煮付けにして食べる機会が多く、残った骨や皮などのあらも汁物の具や鍋にする。味付けには、みそや麹(こうじ)などの発酵調味料がよく使われている。中国・四国地方にも、カサゴの煮付けなど発酵調味料を使い、魚を丸ごと食べられる料理がたくさんある。
魚の内臓に多く含まれる、肌の活性化をサポートするドコサヘキサエン酸(DHA)やエイコサペンタエン酸(EPA)は、加熱すると酸化するが、発酵調味料で調理すると、酸化を抑えることができるという。東京家政大の小林理恵准教授は「魚は皮や頭、内臓など捨てられがちな部分にこそ栄養が豊富に含まれている」と指摘する。
自分の食生活を振り返ると、間食が多く、深夜に食事をし、と褒められたものではない。「人間は食べたもので作られている」と小林准教授。食生活の工夫から始めることが理想の美肌を得る近道といえそうだ。(油原聡子/SANKEI EXPRESS)