公式練習で調整する浅田真央(まお)。思い出深いGPファイナルの舞台で、原点に戻れるか=2015年12月9日、スペイン・カタルーニャ自治州バルセロナ(共同)【拡大】
10月の復帰戦から代名詞のトリプルアクセルを成功させるなど好調で、GP初戦の中国杯も優勝。一方で「こんなとんとん拍子でいくのかな。ちょっと待ってよ」と予想以上の出来に戸惑いもあったという。心の迷いが滑りに響き、NHK杯はジャンプが乱れて3位に終わった。
ただ、光は見えている。前戦は「技術においても、スケートに対する気持ちにおいても見直しなさい、と言ってくれた試合だった」。今大会へジャンプの練習を重ね「自分が表現したいものを皆さんにお見せできたらいい」と結果にとらわれすぎない姿勢も出てきた。
進退で揺れていた1年前は、テレビでファイナルを観戦したという。15歳で初制覇して脚光を浴びた思い出の試合も「自分で望んだ現役の舞台」の一つだ。女子6選手で最年長25歳。原点に返った時、輝きも戻る。(共同/SANKEI EXPRESS)