中国・広東省深●(=土へんに川、しんせん)市の土砂崩れ現場で、犠牲者に黙とうする救助隊員ら=2015年12月26日(新華社=共同)【拡大】
中国広東省深●(=土へんに川、しんせん)市で起きた大規模土砂崩れで、市トップの馬興瑞・市共産党委員会書記が25日夜、急遽(きゅうきょ)開いた記者会見で「事故は極めて大きな損失をもたらし、深センのイメージを傷つけた」と述べ、謝罪した。
中国では各地で同様の事故が相次いでいるが、地方のトップが公の場で謝罪するのは極めて異例。習近平指導部が今回の事故を重大視していることが背景にあるとみられる。国営中央テレビは26日も繰り返し、謝罪会見を伝えた。
馬氏は会見で、政府の調査チームが土砂崩れについて、自然災害ではなく現場で安全性を欠いたために起きた「事故」と認定したことに触れ、調査チームの今後の調査に積極的に協力すると強調した。
「責任は負う」
さらに「法に従い、負うべき責任は負う。受けるべき処分は受け、処分すべき人は処分する」と明言。同席した市長らとともに深々と頭を下げた。
26日は犠牲者を哀悼する「初七日」に当たり、広東省や深セン市の幹部らが現場で発生時間に合わせて犠牲者追悼式を行った。だが国営通信、新華社は遺族の式典参列は伝えておらず、被災住民らの追悼式への参加は認められなかったもようだ。