12月20日、中国・広東省深●(=土へんに川、しんせん)市で起きた土砂崩れの現場=2015年(AP=共同)【拡大】
中国南部の広東省深●(=土へんに川、シンセン)の工業団地で20日、大規模な土砂崩れが起きました。中国政府は、大量の建設残土の流出が原因の人災と断定、警察はずさんな管理の刑事責任を追及する構えです。
Q 被害の規模は
A 被害面積は、東京ドーム8個分の広さを超える約38万平方メートルに及びました。工場など多数の建物が倒壊し、7人が死亡、70人以上が行方不明になりました。
Q どんな場所で起きたのですか
A 香港紙などによると、使われなくなった採石場に大量の雨水などがたまっていましたが、地元当局は穴を埋め立て、残土処理もしようとして、昨年2月に臨時の残土置き場として認可していました。
Q なぜ人災なのですか
A 周辺では地下鉄工事が進み、大量の残土が運び込まれました。建設廃棄物も深セン市内外から大量に集まり、200メートル近い「残土山」が積み上がっていました。崩れた残土置き場は深セン市の緑化事業関連会社が管理しており、地元警察は管理に不備があったとみて会社幹部1人を拘束しました。