マイナス40度でも
SORELは1962年にカナダ・オンタリオ州で誕生、72年に発表した「Caribou(カリブー)」はウインターブーツのスタンダードとして、いまも世界中で使われている。本体はウオータープルーフのレザーで中にフェルト製のブーツが入っている二重構造が特徴。インナー部分は吸湿性が高く、取り出して洗える。
さらに靴底はラバーに複数の丸い切り込みを敷きつめた「バブルソール」で、雪を靴底がかむように歩けるため滑りにくい。本体の縫い目は、わずかなすき間からも水が入らないよう、内側をコーティング加工した完全防寒ブーツで、マイナス40度の酷寒でも耐用可能と、豪雪地帯などで必需品として大いに活用された。
季節を問わない形に
2000年に米国のアウトドアブランド、コロンビアスポーツの傘下に入る。機能性を大事にしつつ、ファッション性にかじを切り始めたのは10年以降だ。アウトドアブーツの中でもっともラグジュアリーなブーツブランドという意味の「LUX OUTDOOR」というコンセプトのもと、冬だけではなく「一年中使ってほしい」という思いから、「カリブー」を踏襲したレインブーツやタウンブーツを作り始める。