5点リードされていた前半29分、執念のトライを決めて嫌な雰囲気を一変させた東海大仰星の真野泰地(まの・たいち)主将=2016年1月11日、大阪府東大阪市の花園ラグビー場(共同)【拡大】
第95回全国高校ラグビー大会最終日は11日、東大阪市の花園ラグビー場で決勝が行われ、東海大仰星(ぎょうせい、大阪第1)が桐蔭学園(神奈川)を37-31で破り、2大会ぶり4度目の優勝を果たした。前回大会の東福岡に続き、選抜大会と7人制大会を含めた3冠を達成した。
東海大仰星は前半3分に先制トライを挙げると、15、29分に主将のフランカー真野泰地(まの・たいち)がトライ。19-17で迎えた後半はWTB中孝祐の2トライや、SO岸岡智樹の2PGでリードを広げた。桐蔭学園はFW陣が奮闘し、プロップ石田楽人が3トライをマークして追いすがったが、5大会ぶり2度目、初の単独優勝はならなかった。
戦いの場へ向かうフィフティーンに、東海大仰星の湯浅大智(ゆあさ・だいち)監督が送った言葉は極めてシンプルだった。「白いジャージーを見たら(タックルに)行きなさい」。選手同士で考えて組織的な防御を作り上げてきたから、最小限の指示で十分だった。