帰国し、東京都内でトレーニングするレッドソックスの上原浩治(田中充撮影)【拡大】
「すごいピッチャー」ということはわかっている。それでも、正直な気持ちとしては、同じ土俵で競争したかった。ただ、チームのためなら仕方のないことと割り切ってもいる。七回や八回に投げる投手が劣っているかといえば、そうではない。ならば、与えられたポジションで100%の力を出すことが大事だ。
クローザーは、後ろに誰もいないポジション。走者を出しても、安打を打たれても、最後は自分で終わらせなければならない。セットアッパーは、どうクローザーにつなぐかが問われる。
イニングの頭から投げてその回を抑えればいいということばかりではない。イニングの途中、それも走者がいる場面で投げるのは、投手ならみんなが嫌な場面だ。
1死満塁からの登板なんて想像もしたくない。失点のプレッシャーがかかってくる。だけど、そこで逃げることは許されない。結果を残すことで、チームからの信頼も厚くなる。