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【軽井沢スキーバス転落】ガードレール接触前から走行異変 客室構造 天井への衝撃「想定外」 (4/4ページ)

2016.1.19 08:00

バスが事故直前に接触したとみられるガードレール(左奥)手前の路面に残ったタイヤ痕=2016年1月16日、長野県北佐久郡軽井沢町(共同)

バスが事故直前に接触したとみられるガードレール(左奥)手前の路面に残ったタイヤ痕=2016年1月16日、長野県北佐久郡軽井沢町(共同)【拡大】

  • クレーン車で国道に引き上げられたスキーバス。屋根がくの字にひしゃげている=2016年1月15日、長野県北佐久郡軽井沢町(共同)

 国土交通省によると、車体に関する安全基準はあるが、例外規定が多く大型バスは対象外。メーカーは横転に備えた車体の構造対策として欧州の基準などを採用しているのが現状だ。

 ただ三菱ふそうトラック・バスの担当者は「転倒しても生存空間を確保できる構造になっているが、天井にピンポイントで力がかった今回のような衝突は想定を超えている」と話す。日野自動車も「屋根への落下物や局部的な衝撃は想定していない」としている。

 「バスは下部の構造は強いが、その上の客室は弱い。極端に言えば薄い板でできた箱を乗せているイメージ。側面や天井からの衝突には無防備に近い」との見解を示すのは、元中日本自動車短大教授の大脇澄男氏(自動車工学)。

 だが燃費を良くするため車両の軽量化は必要で、特異なケースの事故対策だと費用対効果の問題もある。客室を堅固にしても衝撃が吸収できず、ダメージがより大きくなる可能性もある。

 大脇氏は「車線を逸脱したときに警告するような運転支援システムを取り入れるのが現実的だ」と話した。(SANKEI EXPRESS

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