年下だけれど“センセイ”という微妙な関係が、恋のもどかしさを演出する。「昔、年上の女性に勉強を教えていたことがありまして。家族のことや仕事のことなど、いろんな話を聞かせてもらったりしたけれど、自分は相手に勉強を教える。教えて、教えられるという面白い関係だなと思っていました」
年の差はあるけれど、2人とも20代。だからこそ、落ち着いた雰囲気ではあるけれど、みずみずしい成長物語といった横顔も持つ。「年齢もずいぶん考えましたね…。地に足がついた印象にしたい一方で、あまりヘビーにはしたくなかったし、みのりが女友達に透との関係をからかわれるような、かわいらしさを出したくて。それに、20歳と28歳ですと、透は進路を、みのりは自分のキャリアを見つめ直すという、お互いに人生の転機を迎える年齢。『自分って何だろう?』って悩むんだけれど、過去、現在、未来が自分の中で物語としてつながったときに、夢や目標は強い力を持つようになる」