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「一緒に怒りたい」 毒舌でエール 「言ってはいけないクソバイス」著者 犬山紙子さん (1/3ページ)

2015.10.29 14:00

「クソバイスに怒っている人ももちろん、クソバイスをついついしてしまう人にも読んでほしい」と作家の犬山紙子(かみこ)さん=2014年9月16日(提供写真)

「クソバイスに怒っている人ももちろん、クソバイスをついついしてしまう人にも読んでほしい」と作家の犬山紙子(かみこ)さん=2014年9月16日(提供写真)【拡大】

  • 「言ってはいけないクソバイス」(犬山紙子著/ポプラ社、1000円+税、提供写真)

 【本の話をしよう】

 「へえ、彼氏できたんだ。男って絶対浮気するから、今から気をつけた方がいいわよ」-。こんなことを言われたら、何だかモヤっとしませんか?

 コラムニスト、犬山紙子(かみこ)さん(33)の新刊『言ってはいけないクソバイス』は、そんなモヤモヤするアドバイスを「クソバイス」と名付け、対処法を指南する。100(!)もの体験談に笑ったり、共感したり。毒舌の裏に込められた「あなたは悪くない!」という真摯(しんし)なエールが、元気をくれる。

 心にモヤっとする一言

 クソバイスとは、(1)一見、相手を思いやっているようで(2)実は上から目線の持論押しつけ(3)繰り出す側は、大変気持ちがよい-という、「クソみたいなアドバイス」のこと。一見どぎつい言葉のようだが、「こういうアドバイスって、言われた方が『自分が悪いのかな』と自己嫌悪になってしまう。でも、『決してそうじゃないんだよ、気にすることなんかないんだよ』と伝えたいんです。それには、これぐらい強い言葉でないと、怒りが伝わらない。名前を付けるだけでも、『ああ、これはクソバイスなんだな』って割り切れますから」。

「子供が小さいうちは専業主婦がいいんじゃない?」との“クソバイス”

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