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【世界自転車レース紀行】(35)イタリア 満開リンゴの花 山岳コース染める (3/3ページ)

2016.1.25 14:00

満開のリンゴ畑のなかを選手たちが駆け抜けていく。標高500メートルから1000メートルのこのエリアはリンゴ栽培に適しているという=イタリア・トレンティーノ=アルト・アディジェ州(田中苑子さん撮影)

満開のリンゴ畑のなかを選手たちが駆け抜けていく。標高500メートルから1000メートルのこのエリアはリンゴ栽培に適しているという=イタリア・トレンティーノ=アルト・アディジェ州(田中苑子さん撮影)【拡大】

  • 雪をかぶった山々を背景に、選手たちがゴールを目指す。辺りは一面、リンゴ畑が広がる=イタリア・トレンティーノ=アルト・アディジェ州(田中苑子さん撮影)
  • 選手の子供が会場にやって来た。スタートサインを待つ少しのあいだ、選手は父親の顔になる=イタリア・トレンティーノ=アルト・アディジェ州(田中苑子さん撮影)
  • 昨年の大会で総合優勝したリッチー・ポート(オーストラリア、チームスカイ)。第2ステージでは区間優勝を果たした=2015年、イタリア・トレンティーノ=アルト・アディジェ州(田中苑子さん撮影)
  • 地元選手とその応援団。家族や親戚、友だちが総出で選手のもとを訪問。選手にとっても地元でのレースは特別なもの=イタリア・トレンティーノ=アルト・アディジェ州(田中苑子さん撮影)
  • ゴール地点で警備に当たる地元の山岳警備隊。葉巻を吹かせて、選手たちの到着を待つ=イタリア・トレンティーノ=アルト・アディジェ州(田中苑子さん撮影)
  • イタリア・トレンティーノ=アルト・アディジェ州
  • フリーランスカメラマン、田中苑子(そのこ)さん。1981年、千葉県生まれ。2005年に看護師から自転車専門誌の編集部に転職。08年からフリーランスカメラマンに転向し、現在はアジアの草レースからツール・ド・フランスまで、世界各国の色鮮やかな自転車レースを追っかけ中=2011年1月30日(本人提供)

 ただ大規模なジロ・デ・イタリアに比べると、良くも悪くも外国から駆けつけるような熱狂的なファンは少なく、メディアやセキュリティーの数も少ない。そのため、レースが始まる少し前に会場に行けば、すぐに選手たちに会える環境がある。つまり、高齢者や子供たちにも観戦しやすいのだ。全世界から注目され、華やかな興行としてのレースもいいが、子供たちが手作りの横断幕を持って、100年前と変わらない姿で応援する光景は、イタリアの文化に根付いている。(写真・文:フリーランスカメラマン 田中苑子(そのこ)/SANKEI EXPRESS

 ■たなか・そのこ 1981年、千葉生まれ。2005年に看護師から自転車専門誌の編集部に転職。08年からフリーランスカメラマンに転向し、現在はアジアの草レースからツール・ド・フランスまで、世界各国の色鮮やかな自転車レースを追っかけ中。

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