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【世界自転車レース紀行】(34)イタリア 美しくも過酷 地元ファン熱狂 (1/4ページ)

2015.12.21 10:30

総合成績首位の証、マリアローザに身を包み山岳ステージを走るアルベルト・コンタドール(スペイン、ティンコフ・サクソ)。最終日までマリアローザを守り抜き、総合優勝を挙げた=2015年5月(田中苑子さん撮影)

総合成績首位の証、マリアローザに身を包み山岳ステージを走るアルベルト・コンタドール(スペイン、ティンコフ・サクソ)。最終日までマリアローザを守り抜き、総合優勝を挙げた=2015年5月(田中苑子さん撮影)【拡大】

  • 真っ青な海を横目にレースが進んでいく。初夏の陽気で日光浴を楽しむ人たちも=2015年5月10日、イタリア・リグーリア州(田中苑子さん撮影)
  • 最終日前日に組み込まれた未舗装路の最難関峠のフィネストレ峠を越える選手たち。ここを越えれば、ミラノでの華々しいゴールが待っている=2015年5月30日、イタリア・コッレ・デッレ・フィネストレ(田中苑子さん撮影)
  • 弱冠22歳でジロ・デ・イタリア初出場となった石橋学(NIPPO・ヴィーニファンティーニ)。第9ステージでリタイアとなった悔しさを次につなげる=2015年5月9日、イタリア(田中苑子さん撮影)
  • 沿道の自宅からレースが通るのを待つ子供たち。レースグッズや持っているピンク色のアイテムを身につけて、選手たちに声援を送る=2015年5月12日、イタリア(田中苑子さん撮影)
  • 第2ステージのゴールとなった港街ジェノバ。ゴール地点の噴水の水はピンク色に染まり、選手たちの到着を待った=2015年5月10日、イタリア・リグーリア州(田中苑子さん撮影)
  • シンプルなイタリアの食事が走り続ける選手たちの味方。脂肪分を控え、炭水化物とたんぱく質が中心となった食事で3週間の長丁場に挑む=2015年5月10日、イタリア(田中苑子さん撮影)
  • 選手たちはその日のレースを終えるとマッサージを受けるのが日課。疲れをいかに回復させるかも3週間のレースを戦い抜く要素=2015年5月28日、イタリア(田中苑子さん撮影)
  • イタリア・ロンバルディア州ミラノ、リグーリア州サンレモ
  • フリーランスカメラマン、田中苑子(そのこ)さん。1981年、千葉県生まれ。2005年に看護師から自転車専門誌の編集部に転職。08年からフリーランスカメラマンに転向し、現在はアジアの草レースからツール・ド・フランスまで、世界各国の色鮮やかな自転車レースを追っかけ中=2011年1月30日(本人提供)

 毎年5月に開催されるイタリアが誇る美しくも厳しいロードレース「ジロ・デ・イタリア」。「ツール・ド・フランス」「ブエルタ・ア・エスパーニャ」と並んで、“グランツアー”や“世界三大ロードレース”といわれ、ツール・ド・フランス同様に3週間にわたって開催される。選手たちはイタリアを1周するようにして、約3000キロを超える長くて過酷なレースに挑む。

 98回目の開催となった今年は、5月9日にフランス国境に近い観光地サンレモで開幕した。その後、真っ青な水面がキラキラと光る美しいティレニア海沿いにカンパニア州まで南下し、休息日を挟んでアドリア海に移動すると今度は一路北へ向かい、厳しいドロミテ(東アルプス山脈の一部)やアルプスなど山岳地帯での最終決戦が繰り広げられた。

 そして31日にミラノ郊外でグランドフィナーレを迎え、スペイン人のアルベルト・コンタドール(ティンコフ・サクソ)が総合優勝した。

母国最大のレースに熱狂

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