サイトマップ RSS

【埼玉3歳女児死亡】ロープ・熱湯…執拗、日常的に虐待 (4/4ページ)

2016.1.26 08:30

藤本彩香容疑者と長女、大河原優樹容疑者、羽月ちゃん(右から)=LINEから(一部画像を処理しています)

藤本彩香容疑者と長女、大河原優樹容疑者、羽月ちゃん(右から)=LINEから(一部画像を処理しています)【拡大】

  • 亡くなった藤本羽月ちゃんと逮捕された母親らが生活していたマンションの部屋=2016年1月11日、埼玉県狭山市新狭山(宮野佳幸撮影)
  • 【埼玉3歳女児死亡】藤本羽月ちゃん死亡の経緯=2012年8月~2016年1月11日

 藤本彩香と大河原優樹の両容疑者は警察官に対し、「自分たちがけんかをして閉め出した」などと説明。羽月ちゃんの体に目立った傷がなかったため、警察官は2人に注意しただけで児童相談所に通告せず、埼玉県警内部の虐待情報集約システムにも登録しなかった。

 また、羽月ちゃんと長女は乳幼児検診を受けていなかったため、狭山市職員が2013年4月~15年5月に3回、自宅を訪問したが「虐待のサインは確認できなかった」という。

 児童虐待防止全国ネットワークの吉田恒雄理事長は「警察と市、児童相談所の連携の谷間に落ちたケースだ」と指摘する。

 市や警察、児童相談所などで構成する狭山市の要保護児童対策地域協議会は21日、臨時の代表者会議を開き、情報共有や対応策のルール作りの必要性を確認した。小谷野剛(つよし)市長(43)も会議後、児童虐待防止のため関係機関で情報共有するためのルールづくりを進める考えを明らかにした。(SANKEI EXPRESS

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。

ページ先頭へ