後半、必死にくらいついて突破をはかるパナソニックのベリック・バーンズ(中央)=2016年1月31日、東京都港区の秩父宮ラグビー場(中井誠撮影)【拡大】
ラグビーの日本選手権は31日、東京・秩父宮ラグビー場で行われ、トップリーグ3連覇のパナソニックが49-15で全国大学選手権7連覇の帝京大に圧勝、三洋電機時代を含めて2季ぶり5度目の優勝を果たした。
パナソニックは前半1分にFB北川が先制トライを挙げるなど21-3で折り返し、後半も4トライを重ねトップリーグとの2冠を達成した。大学勢で1988年の早大以来28季ぶりの制覇を目指した帝京大は、後半の2トライで意地を見せたが及ばなかった。
今大会は昨秋のワールドカップ(W杯)などで国内日程が過密になったためトーナメント方式での開催を変更し、19季ぶりに一発勝負で行われた。
トップリーグ覇者のパナソニックが、牙をむいた。学生王者とはいえ、格下相手で観客を敵に回すことも想定して臨み、容赦なく7トライを奪った。帝京大OBのフッカー堀江主将は「いつも以上に気持ちを上げた。学生だと思うな、と話してきて良かった」と安堵の笑みを浮かべた。