だが、バージニア大学のラリー・サバト教授は「クリントン氏はアイオワ、ニューハンプシャー両州で苦戦しても、現在のスタンスを変えないことが勝利への道だ」と指摘する。さらなる左傾化は逆に中間層などの離反を招き、全国レベルでの首位の維持にも影響しかねないというわけだ。
ニューハンプシャー州に続くサウスカロライナ、ネバダ両州ではクリントン氏が優勢で、山場は10州以上の予備選・党員集会が集中する3月1日の「スーパーチューズデー」となりそうだ。
一方の共和党は、アイオワで2位に終わったトランプ氏がニューハンプシャー州では高支持率を維持。アイオワでトランプ氏に肉薄する3位と健闘したマルコ・ルビオ氏ら「党主流派」候補も巻き返しをうかがっている。(デイモン 青木伸行/SANKEI EXPRESS)
≪「民主社会主義者」 サンダース氏躍進≫
民主党のアイオワ州党員集会で、最有力のクリントン前国務長官相手に大接戦を演じたサンダース上院議員。「無所属」で「民主社会主義者」を標榜(ひょうぼう)する異色候補の躍進に注目が集まった。