「今夜アイオワで政治革命が始まった」
1日深夜、アイオワ州デモインでサンダース氏が支持者を前にこう呼びかけると、会場を埋め尽くした若者から熱狂的な歓声がわき起こった。
主要候補者の中で最も高齢のサンダース氏だが、主な支持層は若者だ。「政府は一握りの億万長者のものではない」とウォール街を批判。富裕層増税や公立大学の無償化などの訴えに、格差社会の是正を求める若者層が共鳴し、草の根運動で選挙戦を展開している。
ポーランドからのユダヤ系移民の父を持つ。20~30代にはベトナム反戦運動など左派政治運動に傾注し、1981年から米東部バーモント州バーリントン市長を8年務めた。
その後、バーモント州選出の連邦下院議員に8回当選し、2007年に上院議員に転身。10年12月には減税措置の延長をめぐって8時間半にわたる演説を行い、注目を集めた。無所属議員として25年間のキャリアを持ち、時代に左右されない政策判断が売り物だ。
重要施策に「選挙資金制度の改革」を掲げ、平均27ドル(約3200円)の小口献金に頼る。ただ、黒人や中南米系など白人以外に支持が広がっておらず、今後どこまで浸透できるかは未知数だ。(上塚真由/SANKEI EXPRESS)