北朝鮮の弾道ミサイル発射に備え、東京・市谷の防衛省敷地内に配置されている地対空誘導弾パトリオット(PAC3)=2016年2月3日午後(共同)【拡大】
≪沖縄・先島諸島上空を通過か≫
北朝鮮が「地球観測衛星」の打ち上げと称して予定する事実上の長距離弾道ミサイル発射について、ロンドンのIMOは2日、上昇過程で予想される物体の落下地点3カ所を明らかにした。IMOへの通告通りに実施された場合、「衛星」は沖縄県の先島諸島付近の上空を通過する可能性がある。
IMOは加盟国や国際機関に注意を促した。
IMOが公表した北朝鮮の通告文では、ロケットの1段目=韓国西側の黄海▽「フェアリング」と呼ばれロケット先端に取り付けられるカバー部分=韓国・済州島の南西海域▽ロケットの2段目=フィリピンのルソン島東側の太平洋-に、それぞれ落下すると予想されている。
北朝鮮が地球観測衛星「光明星」と称して打ち上げるとみられる事実上の長距離弾道ミサイルの発射地点は、「北朝鮮」とのみ記され、具体的な場所は記載されていない。ただ、これまでの情報では、北朝鮮北西部の平安北道(ピョンアントプクド)・東倉里(トンチャンリ)で発射に向けた準備が進められている。