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現在の沖縄を見つめ直すきっかけに 丹野郁弓、齊藤尊史 舞台「光の国から僕らのために-金城哲夫伝-」 (3/3ページ)

2016.2.6 13:30

「根暗だと思っていた」「明るいですよ僕」と笑いあう丹野郁弓(たんの・いくみ)さん(左)と齊藤尊史さん=2016年1月27日、神奈川県川崎市の劇団民芸(藤沢志穂子撮影)

「根暗だと思っていた」「明るいですよ僕」と笑いあう丹野郁弓(たんの・いくみ)さん(左)と齊藤尊史さん=2016年1月27日、神奈川県川崎市の劇団民芸(藤沢志穂子撮影)【拡大】

 ユートピアはどこに

 物語はウルトラマンの主題歌で示される、故郷のM78星雲を指すという「光の国」が、本当はどこなのかを問いかけながら進む。金城にとっては宇宙のどこかにあるユートピアではなく、身近にある沖縄のウージ(サトウキビ)畑だった。「ウルトラマンを創った男」ともてはやされながら追われるように帰郷。本土と沖縄との懸け橋になりたいと望みながら、双方から受け入れられなかった心の傷は、ウージ畑で昇華される。

 金城の思いは現代の沖縄の人々とも重なる。「米軍基地の問題など、沖縄にいる人たちの本当の苦しみは僕には分からない。初めて訪ねて何ともいえない気持ちになった」と齊藤。丹野は「金城さんが存命だったら沖縄の文化的地図はだいぶ変わっていたのでは。海洋博の跡地ももっと整備されていい。ウルトラマンから、沖縄を考えるきっかけになれば」(藤沢志穂子、写真も/SANKEI EXPRESS

 【ガイド】

 2月10~21日、東京・紀伊國屋サザンシアター。問い合わせは劇団民芸(電)044・987・7711。

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