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【勝つための食育 管理栄養士・大前恵】ずばぬけた上原浩治投手の「続ける力」 (3/4ページ)

2016.2.8 11:00

オフに帰国し、少年野球の試合に参加した上原浩治投手(左)と巨人の高橋由伸(よしのぶ)監督=2015年12月5日、東京都墨田区(塩浦孝明撮影)

オフに帰国し、少年野球の試合に参加した上原浩治投手(左)と巨人の高橋由伸(よしのぶ)監督=2015年12月5日、東京都墨田区(塩浦孝明撮影)【拡大】

  • 管理栄養士、大前恵(おおまえ・けい)さん=2015年6月15日(明治提供)

 私たちは商品は提供できても、実際に行動に移して続けるのはアスリート本人の意思なのです。4年目にはいきなり結果が出て、新人以来となる最多勝や沢村賞などのタイトルを獲得。メジャーに行ってからも、中継ぎやクローザーなどポジションに合った栄養補給を続け、40歳になっても第一線で活躍しています。サポートしている私たちにとって、これほどうれしいことはありません。

 復帰への決意

 昨季は、シーズン終盤の登板で打球が直撃した右手首を骨折する不運がありました。

 骨折が判明した直後、上原投手に連絡し、「骨はまずコラーゲンが網を作って、そこにカルシウムが張り付く」と、その2つが入ったサプリメントの摂取を提案すると、「すぐに送ってほしい」と返事がありました。復帰への並々ならぬ決意を感じました。

 私が休日を利用してボストンに行ったのは、彼がけがで戦線から離脱していた時期でした。本拠地のフェンウェイ・パークに関係者パスで入れてもらいました。上原投手は、チームの試合前練習で球拾いを手伝うことくらいしかやることがなく、とてもつまらなそうでした。ですが、骨折をプラスに考えれば、来季を心身ともにフレッシュな状態で迎えるための“充電期間”とも受け取れます。上原投手にとっては、我慢の時期だったでしょう。

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