富士山、サクラ、そしてレクサス「NX」=日本平ホテル【拡大】
次はメーン会場の「オールデイダイニング ザ・テラス」へ移動。午後6時、本格的なディナーが始まった。会場からは、夕焼けを浴びた富士山の艶っぽい様子を眺めることができた。午後6時半、日没とともにホテル内の庭園が一斉にライトアップされた。この日のイベントのために開花日を調整したサクラに照明が当たると、視界に幻想的な景色が広がった。
お品書きに視線を移した。気になった料理は、「明日はツルツル」(スッポン料理)、「鯛vs鯛」(魚料理)、「そして、そして、富士の山」(牛肉と生野菜)、「からみひめ」(デザート)など。いずれも地元の食材をフル活用した逸品だった。収穫した野菜を育てた畑の土を蒸して匂いを拡散する演出や、静岡県産の杉の木を大胆にくり抜いた器など、創意工夫に富んでいた。参加者は美しい夜景を見つめながら、満足そうな表情でおいしい食事と日本酒を楽しんでいた。