【試乗インプレ】「昔の名前」で復活!スズキ・アルト ワークスは世界一“使える”スポーツカー (5/6ページ)

2016.4.11 07:00

  • “昔の名前”で復活したホットハッチは、ドライバーを挑発するじゃじゃ馬だった。つくば山女体山をバックに。アルトワークス(許可を得て福祉車両用駐車スペースで撮影しています)
  • 「WORKS」銘の入ったインテークはダミーで、ボンネットの隙間から吸気している。アルトワークス
  • レスポンスの良すぎるエンジン。すぐに回転が上がってしまうので、最初は発進に難儀するほど。アルトワークス
  • サウンドチューニングも素晴らしく、軽なのに始動時や低回転時は結構野太い音がして気分が盛り上がる。アルトワークス
  • 画面上にはボディを補強するバーが。軽とは思えないほどの剛性感は走らせてすぐに実感できる。アルトワークス
  • キャビンは標準グレードより狭く感じる。そのワケは…次フォトへ。アルトワークス
  • レカロ製バケットシート。座り心地とサポートは抜群なのだが、着座位置が標準グレードより高くなっているのが残念。ヘッドレストは天井に届きそうだ。アルトワークス
  • 剛性感が高く、シフト操作が気持ちいい5速マニュアルシフト。これで6速だったら最高なんだけどなぁ。アルトワークス
  • このクルマに広さを求めてはいけない。走って楽しんで、狭さを忘れるのが正しい道です。アルトワークス
  • アルトワークス
  • アルトワークス
  • ほかの軽と同様、運転席優先で左寄りにオフセットされた助手席はさらに狭く感じる。運転好きなパートナーと運転を交替しながら乗るのが良さそう。アルトワークス
  • アルトワークス
  • ハザードランプ右側とその下に収納スペースがあるが、サイズが中途半端でどう使えばいいやら。何か入れてもすぐ落ちてしまうし…アルトワークス
  • カップホルダー奥にも収納スペース。カップホルダーはセンターコンソール後端にも2つある。アルトワークス
  • 今どきの軽らしく後席広々なのは、座面が短くしてあるから。おかげで乗降性はいいけれど、サイドサポートのないベンチ形状ということもあって、中~長距離移動には向かない。とは言え、スポーツカーなのにしっかり4人乗れるということは間違いなく美点。アルトワークス
  • 後ろの窓、全開します。これ地味に大事。アルトワークス
  • 後席をたたまなくても日常の買い物程度なら十分載せられる容量。スポーツカーながらこの実用性も強みだ。アルトワークス
  • 見よ、この広大な荷室を。2人乗りと割り切れば、用途がぐんと広がるこの汎用性がうれしい。アルトワークス
  • 後席ヘッドレストを取り去ってしまえば、前席とたたんだ後席との間にも隙間があるので、高さのあるものを積むこともできる。アルトワークス
  • 外観は標準グレードとさほど変わらない。悪目立ちしたくないというミドル以上のユーザーには、このさりげなさがむしろ吉かも。アルトワークス
  • アルトワークス
  • アルトワークス
  • 標準グレードと共通デザインのボディだが、今どきの軽としてはフロントウインドーの傾斜がキツめ。スポーツグレード前提の設計だった?アルトワークス
  • アルトワークス
  • バンパー埋め込みのリアコンビランプ。初代のワゴンRをほうふつさせる。アルトワークス
  • タイヤサイズは前後ともに165/55R15。銘柄はブリジストン・ポテンザRE050Aと贅沢です。アルトワークス
  • 前後ともにKYB製のショックアブソーバーが足を固める。アルトワークス
  • 以前「試乗インプレ」で取り上げたダイハツ・ウェイクと遭遇。横に並べてみた。横幅は同じだが、車高の違いは歴然。アルトワークス
  • 以前「試乗インプレ」で取り上げたダイハツ・ウェイクと遭遇。横に並べてみた。横幅は同じだが、車高の違いは歴然。アルトワークス
  • 後ろからだとウェイクの背の高さ、真四角さがさらに際立つ。アルトよりさらに車高の低いホンダのS660やダイハツ・コペンとも並べてみたくなる。アルトワークス


 とびぬけた軽量ぶりが仇になる場面があった。筑波山は道路の整備が不十分な箇所が多く、大きめの段差があったりするのだが、ここを普通のクルマの感覚で走り抜けると、アルト ワークスは軽く“飛ぶ”のである。無論、その“滞空時間”はほんの一瞬ではあるのだが、他の多くのクルマと比べると明らかに長いと感じた。今回はたまたま直線での出来事だったので、着地してそのまま問題なく走り続けたが、これがカーブの頂点だったら危険。軽くて速いが、調子に乗って飛ばしすぎると痛い目に遭うだろう。特に整備が行き届いていない道を走るときは、その軽さを十分意識して慎重に走ったほうがいい。

 同様に、高速道路の追い越しで、一瞬法定速度を超えるような場面でも、軽さが多少不安に思えた。100キロ巡航でもいやな振動は伝わってこないし、むしろ一般道よりも直進安定性を強く感じることができた。これは、高速走行を前提にしたサスペンションの設定の賜物だと思う。しかし同時に、スピードを上げるほどに浮いているような感覚に襲われたことも事実である。実際は浮いてなどいないし、強めのブレーキをかければ、きっちり制動がかかるから、それが単なる思い過ごしであることが頭では理解できるのだが、丸一日乗った程度では、その感覚はぬぐえなかった。慣れの問題とは思うが、このクルマの軽さの異次元ぶりがうかがえて、面白い体験だった。

速い・安い・使える、の三拍子 「無敵」まであと一歩

 トヨタ・86(スバル・BRZ)を皮切りに、ホンダ・S660、マツダ・ロードスター、ダイハツ・コペンなど、国産メーカー各社から比較的手に入りやすい価格のスポーツカーが出そろってきた。それぞれに共通するのは、実用性を犠牲にしてもスポーツ性能とスペシャリティを追求するというスポーツカーとして当たり前のコンセプトである。そこに復活したのがこのアルト ワークス。パッと見普通の軽乗用車だが、運動性能は完全にスポーツカーだった。

150万円という価格が安いとは言いづらいが…

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