【試乗インプレ】価格以上のもてなし感を繰り出す内外装 メルセデス・ベンツGLC(後編) (5/6ページ)

2016.5.5 17:02

  • 久々に訪れた箱根。芦ノ湖スカイラインは晴天で迎えてくれた。メルセデス・ベンツGLC
  • 久々に訪れた箱根。芦ノ湖スカイラインは晴天で迎えてくれた。メルセデス・ベンツGLC
  • メタボな筆者でもゆったり座れるレザーシート。調整の自由度が高く、小柄な人でも最適なシート位置を設定しやすい。メルセデス・ベンツGLC
  • 座面の長さも調節できるのがうれしい。これが最短で→次フォトへ続く。メルセデス・ベンツGLC
  • ここまで伸ばせる。足の長い人でも長時間運転が楽になるはず。メルセデス・ベンツGLC
  • ダッシュボードもステッチの入った革張り。ラグジュアリーです。メルセデス・ベンツGLC
  • インパネ全体の雰囲気はベースとなったCクラスに準じたもの。メルセデス・ベンツGLC
  • ピカピカの光沢仕上げながら、映りこみが気になりにくい曲面になっていて、安っぽさは微塵もない。メルセデス・ベンツGLC
  • ふたを開ければ12ボルトのアクセサリーソケットとカップホルダー×2。ダンパーが効いていてふたの開き方が上品。メルセデス・ベンツGLC
  • インフォテインメントシステムのコントローラー。マウスっぽく見えるのがアームレスト、その下のダイヤル兼ジョイスティック。メルセデス・ベンツGLC
  • アームレスト兼観音開きのセンターコンソール。メルセデス・ベンツGLC
  • ガバッと。広くて深い大容量。真四角なので使い勝手がいい。この中にUSBソケット×2。メルセデス・ベンツGLC
  • 片方ずつでも開けるので、助手席の人が充電しながらスマホを使ったりもできる。メルセデス・ベンツGLC
  • 純正ナビの空撮画像のような3Dグラフィックが美しい。山道を走ると、これがグリグリ回って、もう…楽しすぎ。メルセデス・ベンツGLC
  • 車内のディスプレイに車体上部から見た360度画像(画面左)として表示される。上の画像はバックで車庫入れした時の画像だが、前進時には前部カメラの画像が表示され、見通しの悪い交差点などで威力を発揮する。メルセデス・ベンツGLC
  • D字型で握りが太めの革巻きハンドル。目の詰まった革が使われていて、質感が高い。メルセデス・ベンツGLC
  • メーターはオーソドックスなアナログ式。センターに多機能ディスプレイ。メルセデス・ベンツGLC
  • ハンドル奥右側にシフトレバー。というか、レバー型シフトスイッチ。機械的な感触がなく、物足りないかと思いきや、慣れると合理的と思えるから不思議。メルセデス・ベンツGLC
  • ハンドル奥左側のレバーはにょきにょきと3本もある。上からウインカー兼ワイパー、ハンドル位置調整、クルーズコントロール。見るからに操作間違いが起こりそうだが、長さや配置がよく考えられていて意外と大丈夫。メルセデス・ベンツGLC
  • ダッシュボード右端に欧州車お約束の灯火類スイッチ、その左にプッシュスタートボタン、下に電磁パーキングブレーキが並ぶ。メルセデス・ベンツGLC
  • アルミ製ペダル。アクセルは微妙な操作がしやすく、長距離運転でも右足が疲れにくいオルガン式。欲を言えば右側にもフットレストがあると最高。メルセデス・ベンツGLC
  • ドアパネルにシートの形状を模したシート位置調整ボタン。何の説明もいらないくらいわかりやすいが、操作しやすさは…。メルセデス・ベンツGLC
  • 余裕のドアポケット。500mlのペットボトル2本+αの容量。メルセデス・ベンツGLC
  • ルームミラー上に室内灯とガラスルーフ等のスイッチ類。なんかキラキラしていて、ちょいゴージャス。メルセデス・ベンツGLC
  • 開口面積の広いガラスルーフ。好天なら眺めのいい後席に座りたくなる。メルセデス・ベンツGLC
  • 日差しの強い日はサンシェードで遮光。メルセデス・ベンツGLC
  • 前側はスライドして開くこともできる。メルセデス・ベンツGLC
  • 膝元のスペースたっぷり、天井は高く、シートの座り心地もソファーっぽく、くつろげる後席。後輪駆動ベースなのでセンタートンネルが高めなのが玉にキズ。メルセデス・ベンツGLC
  • アームレストにはカップホルダーと小物入れ。スマホを入れるのにちょうどよさそうだけど、多分私はふたを閉めたまま置き忘れる。メルセデス・ベンツGLC
  • 後席用空調吹き出し口もインパネと共通デザインで質感高し。メルセデス・ベンツGLC
  • リアハッチは、開閉ともに電動でスマートかつ安全。メルセデス・ベンツGLC
  • フラットで使いやすい荷室。トノカバーを閉めていてもこの高さ。メルセデス・ベンツGLC
  • リアゲート付近両側にに後席を倒すスイッチ。これを引くと→次フォトへに続く。メルセデス・ベンツGLC
  • パタン→次フォトへ。メルセデス・ベンツGLC
  • パタンで、この広さ。性懲りもなくまた2時間ほど仮眠してみました。荷室のカーペットなのに、毛足がやや長めだったりして、いちいち高級なんだから、もう。メルセデス・ベンツGLC
  • 荷室左側には12Vのアクセサリーソケットもある。メルセデス・ベンツGLC
  • リアゲート寄りの左側にネットポケット。メルセデス・ベンツGLC
  • 荷室の床下にも広くて深い収納スペースが。メルセデス・ベンツGLC
  • クルマに詳しくなくてもすぐにベンツとわかる堂々とした面構え。メルセデス・ベンツGLC
  • メルセデス・ベンツGLC
  • 奇をてらわず、オーソドックスにまとまったシルエット。実物を見ると、さらに凝縮感や緻密さも伝わってくる。メルセデス・ベンツGLC
  • このアングルから見た柔らかいボリューム感が一番“らしい”かも。メルセデス・ベンツGLC
  • ここ数年「攻めてる」印象の強いベンツにしては大人しいリアビュー。メルセデス・ベンツGLC
  • おなじみの三芒星のエンブレム、こんなディテールだったんですね。メルセデス・ベンツGLC
  • ベースとなったCクラスに準じたヘッドライトは、LED&プロジェクター。メルセデス・ベンツGLC
  • エンブレム下に180度カメラを装備。ここで捉えた画像は、リアカメラからの画像と合成されて→次フォトへ。メルセデス・ベンツGLC
  • リアのカメラは通常は収納されている(ナンバーの「品」の字の上あたり)。メルセデス・ベンツGLC
  • タイヤサイズは前後とも235/55R19。メルセデス・ベンツGLC
  • タイヤサイズは前後とも235/55R19。メルセデス・ベンツGLC
  • ルーフキャリア装着時、屋根上の荷物の積み下ろしに便利なステップ。スキーやサーフィンには欠かせない装備だが、乗り込む時脛が当たっちゃうのよね。メルセデス・ベンツGLC
  • メルセデス・ベンツGLC
  • 燃料はハイオク。メルセデス・ベンツGLC
  • 導光式LEDコンビランプで、後続車からもくっきり見える。メルセデス・ベンツGLC


 ほめてばかりも癪なので

 最後に難点を2つばかり。まず1点目は、このクルマに限った話ではないが、インフォテインメントシステムは多機能ぶりが仇となりメニュー階層がわかりづらく、直感的に使えないのが惜しい。一度使った機能をもう一度呼び出そうとしてもなかなかたどり着けないということが何度かあった。コントローラーの使い心地は悪くないので、ソフトウェアの洗練を期待したい。2点目はディスプレイ。性能も配置も悪くないのだが、とってつけたような独立形状なのはどうかと思う。せっかく一体感の高いインパネの中でどうしても浮いて見えてしまう。全体のゴージャスぶりを台無しにするほどひどくはないけれど、ここも惜しいなぁと思った。

 価格以上 一度は味わいたい絶品フルコース

 内外装に共通して言えることは、価格以上と思えるリッチぶり、ゴージャスぶりだ。評判のいいレストランのフルコース料理のように、あれも美味しい、こっちも絶品と運転(あるいは同乗)していて感じるもてなし感が際立っている。今回は一人試乗で走行中はずっと運転席だったけれど、一番気分がいいのは多分助手席ではないかと思う。そういう意味では、レクサスのサルーンやSUVが目指しているところに近いと感じた。いや、レクサスがベンツに追いつこうとしているのか。もてなし感だけの比較ならレクサスは結構いいところまで迫っているんじゃないだろうか。しかし走りの楽しさまで含めると…。

 最廉価グレードでも628万円。誰にでも買えるクルマではない。ハイオク仕様は当然としても、実燃費もお世辞にもいいとは言えない。部品代も安くはないから、維持費もそれなりにかかる。それでも一生に一度でいい、短期間でも、レンタカーでもいいから、こういう世界があるんだということを、味わってみてはどうだろう。後戻りできなくなっても責任は持てないが。(文・カメラ 小島純一)

基本スペック

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