「ルーフを開ける」というステキな選択肢
さて、クルマに慣れてきたところでいよいよキャンバストップを開けてみる。500Cの最大の醍醐味だ。操作は簡単。天井のスイッチを長押しすると、まずはルーフトップのみ開く半開状態でストップ。もちろんルーフを途中で止めることも可能だ。スイッチをもう一度押すと、今度はリヤウインドーを畳みながら車体後部まで全開する。キャンバストップは、マツダのロードスターなどと違ってサイドフレームは残るが、それでもクローズ時と比べれば圧倒的な開放感を得られる。前、横、後ろにプラスして「上」の景色まで出現するのだ。青い空はもちろん、夜になれば星空だってエンジョイできる。今回のロケは4月上旬に行ったため、皇居周辺の桜並木が実にきれいだった(ただ、風が吹いたとたんに大量の花びらが車内に舞い込み、あわてて幌を閉める羽目に…。フィアット広報さん、もし車内にピンクの花びらが残っていたらゴメンナサイ)。
ルーフ全開時は幌がトランク上部に折り重なるため「荷物の出し入れはできないのかな」なんて思ったが、なんと…トランクのハンドルをカチッと引くと、覆いかぶさっていた幌がウィーンと自動で半開ポジションまで戻り、トランクが開けられるようになるのだ。これは便利! 荷室は決して大きくないが、撮影で使用した三段脚立くらいなら積むことが可能。後席を倒せば積載量はかなりアップする。