このように業界に強い影響力を持つ劉会長が5月20日、琵琶湖へ乗り込んだ。目的は、サイクリングコースをアピールするためだ。
滋賀県知事らが伴走
82歳と高齢ながらロードバイクをさっそうと乗りこなし、長距離サイクリングも平気という劉会長。この日は滋賀県の三日月大造知事、同県守山市の宮本和宏市長ら総勢40人余りとメディアの取材陣を従え、出発地のリゾートホテル「ラフォーレ琵琶湖」(守山市)からペダルをこぎ出した。
コースは、サイクリングの初心者もベテランも楽しめる湖の景観が魅力だ。穏やかな水面や湖西の山々を眺めながら、しっかりとしたペダリングで進む劉会長。後ろには三日月知事やジャイアント社幹部らの長い列が続いた。
約15キロ走って到着した長命寺港(滋賀県近江八幡市)からは、自転車を小舟に乗せて湖を渡る「漁船タクシー」を体験。湖面を進む劉会長は、カメラに向かって何度も両手を振るなどご機嫌だった。
聖地へ「条件はそろった」
しかし、ただ物見遊山に来たわけではない。漁船タクシーに続いて乗船した観光船では、自転車の前輪を外して専用キャリアに固定する様子を見て「専用キャリアが必要なほど揺れるのか? 乗り降りに時間がかからないほうが良いのでは」と、経営者らしく問題点を指摘した。