“自爆”評価下げた日本、ほくそえんだ中国 難航する地球温暖化対策 (4/5ページ)

2014.1.12 07:10

2010年CO2排出量のシェア※各国の比率は、小数点2位を四捨五入しているため合計は100にならない。出典は国際エネルギー機関(IEA)

2010年CO2排出量のシェア※各国の比率は、小数点2位を四捨五入しているため合計は100にならない。出典は国際エネルギー機関(IEA)【拡大】

 ワルシャワで共同通信など一部メディアと会見した中国の劉振民外務次官は「日本が悪い見本になってしまったことに多くの国がフラストレーションを感じている」と述べた。一方で、「中国が先進国と同じような約束をするのは正しくない」と言ってのけた。

 ほっとした?中国

 国際エネルギー機関(IEA)によると、中国の2010年のCO2排出量は約72億トンと、日本の約6倍で世界一。今後も経済成長に伴い排出増は続く見通しで、温暖化に対する相当の責任がある。

 途上国であることから、08~12年の温暖化対策の枠組み「京都議定書」では排出削減義務を負わなかったが、新しい枠組みでは何らかの義務を負わされる可能性が出てきている。

中国にとってやっかいな出来事といえる

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