インドネシアが観光振興に注力している。政府は今年の外国人誘致目標を920万人に設定。かねてより課題とされる観光インフラの整備などを加速させるほか、海洋観光の環境整備など新たな取り組みも開始する方針だ。現地紙ジャカルタ・ポストなどが報じた。
観光・創造経済省によると、2013年に同国を訪れた外国人観光客数は前年比9.2%増の870万人、外国人からの観光収入は同10.2%増の100億5000万ドル(約1兆208億円)でいずれも過去最高を更新した。
また、現在の観光業の雇用者は、全労働人口の8.9%に当たる1080万人となっており、政府は雇用増や外貨獲得の手段として観光に期待を寄せている。
同省の幹部は「インターネットも活用した国外での営業活動の強化と、国内外の観光業者との連携に重点的に取り組んでいく」と述べ、目標達成に自信を示した。
今後は日本や中国、台湾などとの文化交流事業を通じた観光客誘致に努めるとともに、こうした国・地域で旅行代理店と契約するなどして情報収集にも力を入れるとしている。