問題は、開通までの4年間、駅の建設地などあちこちで1車線減るため、渋滞がさらに悪化することだ。
しかし、道路構造を改善すれば、部分的に渋滞を解消できることもある。
モデルケースとなっているのが南ジャカルタのマンパン交差点だ。中央分離帯を削ってUターン地点を移動させただけで渋滞が77%も減った。平均通過時間も18秒から8秒へと半分以下に軽減されている。この交差点改良工事は、日本政府とトヨタグループが「草の根・人間の安全保障無償資金協力」の一環として総額1500万円の予算を折半して行われた。
こうした小さな工事で大きな成果が得られる取り組みにも、日本の政府や企業が積極的に後押ししていくことを、地元住民は期待している。(インドネシア邦字紙「じゃかるた新聞」編集長 臼井研一)