エア・インディアが所有するボーイング787機。米ボーイングと欧州エアバスはインドの航空機需要予測を上方修正した=南部ハイデラバード(AP)【拡大】
同社は地場格安航空会社(LCC)のスパイスジェットと、従来の737型よりも燃費効率が14%高いとされる新型機737MAXを42機納入する契約を総額44億ドル(推定)で結ぶなどインドでの受注も好調だ。
これに対し、エアバスも今年、インドに現地法人エアバス・インディアを設立。首都ニューデリーと西部ムンバイに顧客センターを開設するなどインド市場重視の姿勢を鮮明にした。
同社幹部は、所得増などにともなって航空機を初めて利用する消費者も増加すると指摘。現在、インド国内で年間利用者数が100万人を超えている空港は2カ所だが、32年には13カ所になるとの見通しを示した。
インド航空局によると、同国の13年の年間旅客数は1億5900万人で、03年以降は年平均13%の勢いで増加している。今後、航空市場拡大とともにインドでの航空機受注をめぐる競争は激しさを増していきそうだ。(ニューデリー支局)