住宅ローン借り換え大作戦! (1)借り換えで最もトクするのはどんな人? (3/3ページ)

2014.6.25 11:30

 借り換えをするかどうかの判断で3条件以外に考えなければならないのが、借換時の経費のこと。

 借り換えは、A銀行で借りていた住宅ローンを一括返済して、新たにB銀行で住宅ローンを借りることで、返済額を下げるテクニック。B銀行で借り入れの手続きをして決済を実行してもらい、そのお金をそのままA銀行に返済する流れとなる。

 その際の必要な作業が抵当権の抹消設定。住宅ローンを組むにあたっては、まず保有した不動産を自分名義に書き換え、そのうえで、必ず借り入れをした金融機関の抵当権を設定する。借り換えでは、A銀行の抵当権を一度抹消し、その後に、B銀行の抵当権を設定する作業を行なう。この抵当権設定時に、借入額の0・1%程度の登録免許税と司法書士への支払いがある。右ページの例では、16万5000円程度の費用が見込まれる。

借り換えコストとして100万円程度は必要

 また、住宅ローンを借り入れるにあたって保証料の支払いも必要。借入金額や返済期間によって異なるが、同例では51万4000円程度に。ただし、フラット35や一部の金融機関では無料だ。保証科を払うか払わないかで、借り換えメリットの分岐点は大きく変わることになる。

 これ以外にも、保証会社の事務手数料、ローン借入手数料、印紙税などで、6万円強の費用がかかる。

 借り換えは、手元資金を100万円程度用意できる人でなければ、そもそも実行できない点も覚えておかなければいけないだろう。(ネットマネー)

(作戦2)住宅ローンの“借り換え”はまず、金利の種類を明確に に続く

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